無垢の木材を使ったタイル時計作り その①

無垢材を使った商品開発

1本の原木から切り出した無垢材は、天然木らしい風合いがあって木目も同じものはなく温かみも感じられる木材です。
一生モノと思い切って買った自宅のオークのダイニングテーブルは、節はそのままに残した味わいのある家具で、傷やシミすら受け入れて個性あるテーブルに成長しています。
そこで、お茶を飲んだり本を読んだりする時間が、とても贅沢でほっこりできる時間です。

いつかこの贅沢な無垢材を使ったタイル作品を作りたいなぁと思っていました。

でも無垢の木は、気軽にホームセンターなどでは手に入らないのですが、今回SNSを通じて知り合った木工所の方からさまざまな無垢材が手に入れられるようになりました。

そこで、木目や色むらが異なる個性を活かしつつ、長く使うことで素敵な色に変化していくのを楽しめる無垢材とタイルを組み合わせて、時計の木枠の試作を始めました。

無垢材をイメージしたデザイン

10cm角のタイルの時計で、ちょっとしたインテリアのアクセントになる置き時計を作りたいなと思い、早速定番の形で試作してみました。

木枠は、正面の枠の幅を10mmと少し細身の枠にして、厚さは自立できるように25mmとして、四隅を斜めカットで合わせるようにしました。

タイルの時計のデザインは、人気のシエロ、ペルシャンフラワー、エメラルドの3つ。
今後、カフェトレーとか、鍋敷きとか、無垢材の質感を活かした生活雑貨をシリーズ化していきたいと思ってます。

ブラックウォールナットの木枠

木目が綺麗で、落ち着いた色合いのブラックウォールナットを使って試作してみることにしました。

ブラックウォールナットは、世界的に家具材や床材として使われていますが、とても硬い木材で狂いが少なく反りも出にくいものです。
硬いので加工は大変なのですが、その分しっかりした印象に仕上がります。
シンプルですけど、その分無垢材の良さが出ていい物ができそうです。

木枠の塗装

無垢材の商品では、塗装はその表情を決めるとても重要な工程です。
何を使うか、どのように塗るかで印象が大きく変わります。
無垢材の質感を最大限魅力的に見せるために、ウッドオイルを使うことにしました。
乾燥に24時間かかり、何度も重ね塗りするので、とても手間がかかりますが、無垢材の家具などの塗装のやり方を踏襲し基本の3回塗りで行うことにしました。

これは塗装前と、1回目の塗装後の写真です。
オイルが染み込んで少し色が濃くなりました。木目は綺麗に確認出来ます。

ウッドオイルはこの後2回塗り重ねていき、タイルを合わせます。
完成まで時間がかかるので、今回はここまで。