表札の付け方、失敗しない方法
おしゃれな表札が気がついたら落ちていた、とならないように、タイルの表札の貼り付け方のポイントについてご紹介します。
モルタルなど表面に凹凸がある場合も、接着剤や建材用の強力両面テープなどでの接着が可能ですが、自信のない方は専門の施工業者やホームセンターなどで相談されることをおすすめします。
マンションなど雨風の当たらないところでは、両面テープでも付けられますが、今回は接着剤での付け方を中心に説明していきます。
失敗しない表札の付け方 3つのポイント
接着面をきれいにする
取り付け時に基本的で最も大切なことは、貼る場所(下地)を十分に清掃することです。
下地にホコリ等がついていたり、ペンキや吹付塗装がされていると剥離の原因となります。
特にコンクリートやブロックについているセメント成分から出る白い粉は、水でしっかりと洗い流し、下地が乾燥してから取り付けるようにします。
吹き付け塗装などで不安な場合は、表札をアイアンフレームに付けて、フレームをビス止めする方法もあります。
エポキシ系樹脂の接着剤を適度につけて接着
接着剤にはいくつか種類がありますが、タイルの表札の接着には、金属、陶磁器など、硬い材料の接着に向いていて、耐熱性、耐水性に優れるエポキシ系接着剤を使うことが多いです。
接着剤は、タイルの裏面と下地の両方につけます。 ただし、多くつけすぎると液垂れしてしまうので、あまり多く接着剤をのせないで、1〜2ミリ程度の厚さになるようにヘラで少し表面を伸ばすようにします。
凹凸面、粗面の場合、タイルの裏面の内側に水玉のように間隔をあけておき、隙間を埋めるようにするのがコツです。
接着する際は、タイル表札の場合は、凹凸に対して力を入れすぎ割れてしまうことがありますので、あまり強く押さず、手のひら全体で軽く押さえるようにし、テープなどで仮止めをして固定します。
しっかり固定して、十分な時間を置く
接着剤も両面テープも本来の接着強度を持つまでには、時間がかかります。 接着剤は、速乾性のものであっても最低8時間は固定したほうが安全ですし、天候や気温にも左右されます。
安全を見て1日程度置き、接着具合を確認しながら、固定しているテープを剥がすことをおすすめします。
アイアンなどフレームへの表札の付け方
アイアンなどのフレームにタイル表札をつけて取り付けると、高級感も出て、安心感もあります。
その場合、アイアンのフレームにあった表札が必要となりますが、自由に形を調整できるのもタイルの表札の特徴ですので、タイルと相性のよいアイアンフレームを使うことも良い方法です。
アイアンフレームの設置は、ビス止めをおすすめしています。フックなどにぶら下げても設置できますが、強風などで外れてしまう可能性がありますので、ビス止めが理想的です。
最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも表札の付け方の参考になれば幸いです。